Why did you come to Tohoku?

YOUは何しに地方都市へ? 東北編

地方都市で働く薬剤師の生の声をインタビューする
「YOUは何しに地方都市へ?」が始まりました!
普段なかなか知ることのできない
地方薬剤師ライフの魅力に迫ります!

アップル薬局 小名浜店 金成さん(35歳) x ママとも子
  • 01 YOUは何しに東北へ?
  • 02 東北の震災と薬剤師
  • 03 地方都市で薬剤師をする魅力

03 地方都市で薬剤師をする魅力

前の会社を転職したくなった理由

とも子:
では、最後に薬剤師として地方都市で働くことをお聞きしたいです。金成さんは最初から、こちらのアップルケアネットさんに入社したのかしら?
金成:
いえ、2社目なんです。1社目も、いわきの薬局で。非常にストレスなく、みなさんいい人で良かったんですが、店舗が何店舗もあって、お手伝いとか異動で近くの店舗を回るケースがありました。ちょうど1つの店舗で仕事に慣れてきた途端、次の店舗へ異動ということがあって。
とも子:
なるほど、チェーン調剤薬局の宿命みたいなことね。
金成:
もうちょっと、こう、腰を据えて勉強したかったというか。1つの店舗に落ち着いて先輩から学んだり、患者さんとコミュニケーションしたいな、と考えていました。そこでアップルケアネットへ転職したんですね。で、同じ店舗に9年させてもらいました(笑)
とも子:
希望が叶ってよかった!そうすると最初の薬局は、都会で働く薬剤師とほとんど変わらなかったのかもしれないわね。
金成:
患者さんも初対面の人ばかりな感じになるので、「しばらくいなかったね」みたいな感じになったり、忘れられちゃったりとか。それが寂しかったのもあります。いわきの患者さんは優しい方が多いので、コミュニケーションも楽しいし、もう少し患者さんと深く信頼関係をつくりたかったんです。あとは、他の店舗に行くのも、慣れるまでの若干のストレスはありますよね(笑)
とも子:
アップル薬局へ来て、1つの店舗で9年近く働けたというのは良かった?
金成:
そうですね、わりとすぐに、管理薬剤師になり、全体を見られるように意識が変わりました。患者さんからは「金成さんがいてくれたほうが安心する」と言ってもらえる声も増えて、長い期間同じ場所でやれてよかったっていうのはありますね。
とも子:
こちらの小名浜店はとっても綺麗ですね。ここでは、金成さんは基本的に1人薬剤師体制なのかしら。
金成:
小名浜店は去年オープンしたばかりの新店で、これからのお店なんです。まだ私1人ですが、薬剤師さんも今後増やしていければと。今日はインタビューを受けるので応援の薬剤師さんを呼んでいます。新しい店舗を立ち上げる仕事の話を頂けたので、チャレンジしてます。前の店舗で充分じっくりやれたので、そろそろ次のことをやらないと、と(笑)新しく患者さんと関係を築くっていう部分も新鮮で、また薬剤師として成長できていますかね。

地方都市で働く薬剤師に求められること

とも子:
充実しているようで素晴らしいわ!では地方都市の薬剤師に求められることをお聞きしたいんだけど、何が重要かしら?
金成:
うーん、都会に比べて薬剤師と患者さんの距離が近いですよね。そうなると、コミュニケーション力ですかね。かかりつけ薬剤師・在宅なんかのニーズがあるので、病院の先生には言えないけど、私には言ってもらえる、というような関係性が作れることが重要かな。雑談しながら、その中でいろいろ聞き出せることもあると思います。
とも子:
高齢者が多い地域になると薬剤師に求められることも変わるのかも。
金成:
高齢になって1人暮らしの方もいて、コミュニケーションをとれる相手がいないというケースも多いです。そういう方は、かかりつけ制度が始まる前から、よく指名をいただくことはありました。おしゃべりしたいっていう欲求を満たすことも、直接は治療につながっていないかもしれませんが、プラスではありますよね。よくあるのは、家族の中の問題みたいなことを、相談されたりとか…、病院の先生とか看護師さんに比べて、薬剤師は比較的相談しやすいみたい。ちょっと今他の患者さんもいないし、しゃべってもいいかなみたいな(笑)
とも子:
やっぱり距離が近いのね(笑)でも、薬剤師としても人間としてもとても信頼されているように感じます。
金成:
都会で働くのと違う、地方都市の魅力は、そういうコミュニケーションかもしれません。かかりつけ制度が始まる前から、多少なりともそういう働きみたいなことはできたのかなと思いますし、今後も欠かせない薬剤師の能力かなとは思います。あと、患者さんが穏やかですよね、みんな結構のんびりしているかな(笑)あとは田舎だからなのかもしれませんが、すごく感謝されるケースが多いです。ありがたいですよね。
とも子:
金成さん、今日はありがとうございました。地方都市で働く魅力をたくさん聞くことができました!
金成:
こちらこそ、わざわざお越しいただきありがとうございました。

東北地方で働く薬剤師の魅力!

都会とは違う少しゆったりとした穏やかな環境、患者さんとの近い距離感で、薬剤師の本質的なスキルを磨ける。地方都市の魅力はそんなところにあるかもしれません。ちょっとでも興味を持たれた方、ママ薬にもぴったりな東北エリアおすすめ求人情報をチェックしてみてね!

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