めざせ!!ワールドワイドな薬剤師

外国人応対が得意な薬剤師に聞きました

外国人旅行者・就労者が増え続ける日本。さらに、東京オリンピックの開催なども大きな起爆剤となり、どの地域であろうと世界各国の外国人と接する機会は当たり前に。そんな時代を迎える今、薬剤師の外国語対応について考えてみませんか?

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最後までチェック

THE Worldwide pharmacist

ハードルが高い「話す」ことより、「聞く」ことを心がけています。
Aさん
薬剤師歴10年
観光客が多い都内で薬局長を務める

なぜワールドワイドなのですか?

とも子:
今日はワールドワイドな女性薬剤師さんにインタビューします!どうぞよろしくお願いします。
Aさん:
あの、すみません私、、、英語ほとんど話せないんですけど大丈夫ですか!?呼ばれたのが何かの間違いじゃないかと(笑)
とも子:
え・・・そうなの!?ちゃんと今回の趣旨を説明してAさんを推薦されたのできっと大丈夫なはずよ(笑)
Aさん:
なら安心しました!私、薬剤師のスタートが栃木の店舗だったんです。高齢者の方が多くて、のどかな場所でした。5年くらいいたんですが、その間、外国人の方は一度も薬局に来たことなかったんです。
とも子:
その後、今日インタビューさせてもらっている、都内の店舗に来たんですね。
Aさん:
はい。この薬局は、訪日観光客の人がすごく多いです。近くにホテルも点在していますし、そこに滞在している患者さんも多くいらっしゃいます。最近多い患者さんとしては、中国人の方ですね。日本人と違って文化の違いなのか、しっかり伝えようとする気持ちを強く持っている方が多いので、こちらとしては助かります。
とも子:
そうなのね!みなさん、どんな感じでコミュニケーションしてくるのかしら??
Aさん:
最近の傾向としては、おそらく症状からネットで検索して、探してくるのだと思いますが、「これ欲しい!」とスマホでOTCの箱を画面で見せてくれる人が増えています。
とも子:
現代社会はかなり便利になったのね!そんな中でも、難しいことや困ることって何かある?
Aさん:
その情報から的確にお薬を導くことって、案外難しくて。海外のお薬画像ではわからない場合もあります。一般名の成分はヒートに書いてあったりするので、そこをチェックしたり。
とも子:
なるほど、確かにそういう時はヒートって役に立つ!
Aさん:
あと、ちょっと難しいのは本人の話ではなくて、第三者が登場するパターンですかね。例えば赤ちゃんの熱がある時、その赤ちゃんの年齢などを聞くことが増えるので、その時、こちらから発信するコミニケーションスキルは必要になりますね。

いますぐ使えることを教えて!

とも子:
外国人の方が訪れる薬局に異動して、Aさんは何か英語の勉強はしましたか?
Aさん:
ごめんなさい、また謝りたいんですが、全く勉強してないですね(苦笑)
とも子:
えー!?じゃあどうやって、何人もくる外国人の患者さんを対応しているの?
Aさん:
この薬局に来て驚いたのは、しっかりコミュニケーションツールが揃っていることでした。それによって効率的に症状の確認〜服薬指導ができるんです。先輩たちが作ってくれていたものなんですが、これをめくりながら話せば大半はクリアできます。
薬局で独自に作ったツール
とも子:
すごい、よくできているわね〜!
Aさん:
そうなんです、だからあまり勉強しなくなっちゃって・・・(笑)
ツールの中でもよく使うキーワードなんですけど、都内の店舗で、急にやってこられる方は、そもそも処方箋がなかったりするケースが多いです。This is prescription medicine. You need a prescriptionとかよく使いますね。
{今日から使える薬局外国語レッスン}最初に確認するキーワード
この薬は処方箋が必要です、の意味。初見の方が見えたらまず最初に確認しておこう。
とも子:
そっか、そもそも市販薬を多く扱うドラッグストアと処方箋調剤がメインとなる調剤薬局の役割の違いがわかっていない方が多いのね。
Aさん:
海外だとかなりネットでお薬が買えるようなので、「なんで!?」と言う感じの人も多いですね。「処方箋ではないと、ここではお薬を出せない」と伝えられれば、ある程度わかってもらえます。
とも子:
他にも何かオススメキーワードはあるかしら?
Aさん:
あとは、お薬を説明するときの痛み止め、抗生物質とかの単語は頭に入っています。痛み止め、抗生剤、抗ウィルス剤とかですね。
{今日から使える薬局外国語レッスン}服薬指導のキーワード
薬を説明する時や、こんな薬が欲しいと患者さんから言われる時、覚えておくと役に立つキーワード。

薬剤師へ伝えたいこと

とも子:
色々とためになることを聞けて嬉しいわ!ところで薬剤師さんの8割近くが、外国人応対に不安を感じているというデータもあるみたいなの。
Aさん:
その気持ち、すっごくわかります。やっぱり最初は不安です。伝わらなかったらどうしよう、何かわからない言葉でまくしたてられたらどうしよう、とか。(笑)しかし、先輩方はみんな全然物怖じしてなかったんですね。
とも子:
それはやっぱり経験豊富で、語学堪能だったからなのかしら?
Aさん:
いえ、先輩方もあまり外国語を話している感じではありませんでしたね。先輩から言われて印象に残っているのは「会話の99%わからなくても、1%の症状を聞き出せれば良い」ということでした。
とも子:
おお、薬剤師の名言ね!
Aさん:
言語が違くても何も恐れることはないんですよね。症状がわかればお薬が導けるんです。だから「聞く」ことに重きをおいて、「話す」ことを結構諦めましたね(笑)
とも子:
そうね、「外国語が話せる」というと発音やボディランゲージとか、レベルの高いものに感じるけど、薬剤師としてはまず聞ければ良いのね。
Aさん:
それもツールがあるから言えるんですけどね(笑)病院によっては、英語・中国語・韓国語が話せる薬剤師さんがいる薬局を紹介するースもあるみたいです。そうやって受け入れ体制があれば薬局の強みにもなるので、これからも少しずつ頑張っていきたいです!
とも子:
今日はありがとうございました!Aさんから聞いた内容を反映した、「薬局で使える!指差しツール」を作ったからみんなダウンロードしてね♡ではでは最後にアドバイスをお願いします!

ワールドワイドな薬剤師からのアドバイス

ツールを準備しておきましょう!

事前に準備していない中で外国人応対をするのはかなり難しいと思います。薬局用の外国語コミュニケーションツールがあれば安心です。
症状の確認→薬の効能→用法・用量と伝えるべき内容は決まっているので、イメージトレーニングしておきましょう!

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