なぜ沖縄で薬剤師をやっているのですか?
- とも子:
- ちょっと~!YOUは何しにシリーズ、ついに沖縄上陸よ!めんそーれ!
と言うわけで、沖縄で働く薬剤師さんの上原さん、よろしくお願いします。
- 上原:
- どうぞよろしくお願いします。すみません、いきなりなんですが…私ちょっと、というか、かなり変わった経歴の持ち主なんですが…
- とも子:
- え、そうなの!?
- 上原:
- はい、もともと沖縄出身なんですが、実は沖縄から海外に移住したことがありまして。
- とも子:
- あら、海外に!?沖縄へ来る前に経由した場所があるのね。どこかしら?
- 上原:
- ある時期ヨガにハマってたんですね。で、ヨガのインストラクターの資格を取りにインドに渡ったんです。話すととっても長くなるのですが、まとめると、そこで結婚して、その後また沖縄に戻ってきて薬剤師として働いています。
- とも子:
- え、ヨガ!?インド!?結婚!?
- とも子:
- ってことは、国際結婚!?
- 上原:
- はい、そうなんです。インド人のハーフの子供がいる、ママ薬剤師です!
やっぱり子育ては地元の沖縄でしたいなあ、と思いまして、戻ってきました。
- とも子:
- 沖縄の薬剤師さんの話を聞きにきて、まさかインドが出てくるとは思わなかったわ!企画がブレそう…(笑)
沖縄は薬学部がない?
- とも子:
- では、気を取り直して、そもそも薬剤師になろうと思ったきっかけはなんですか?
- 上原:
- 進路を決めるときに母から「資格があったほうがいいんじゃないの?」と言われたのがきっかけでした。母も昔、薬剤師だったんです。私も化学が好きだったので、頑張って目指してみようと思いましたが…実は、沖縄には薬科大学がないんです。なので徳島の大学に通いました。
- とも子:
- へー、沖縄って薬学部がないのね!
- 上原:
- そうなんです、友達も九州や四国や関西の薬科大に行った子が多かったですね。今、沖縄では琉球大学に薬学部を新設しよう、という動きはあるみたいなんですけど。なかなか地元出身の薬剤師が定着しないのが、今の沖縄の課題みたいですね。
- とも子:
- なんと、そうなのね。沖縄は薬剤師さんが足りていない状況なのかもしれないわね。その後の就職はどんな感じだったのかしら?
- 上原:
- 最初は病院薬剤師としてキャリアをスタートしました。福岡の病院、沖縄の病院と渡り歩いてきました。病院薬剤師は忙しかったですが、マイペースで作業できたりするのもあって、自分の性格にあってましたね。