薬剤師 世間、フシギ発見!

薬剤師にとっては身近な調剤薬局。
患者さん150人にアンケートをしたところ、実は謎やフシギだらけの存在だったことが判明!
「患者さんの頭の中」を覗くミステリーツアーは、全薬剤師必見です!
※ 調査結果は「20〜60代の一般女性150名」を対象に、ママ薬独自に調査したものです。

女性患者さん編

女性患者さんの頭の中へ、ミステリーツアー!

  • フシギその1 謎の施設!?調剤薬局の使い方
  • フシギその2 理解不可能!?調剤薬局の専門用語
  • フシギその3 レアな生き物?薬剤師のイメージ

さあ始まりました!
一般の方たちの“頭の中”を
のぞいていきましょう!
薬剤師コメンテーターは
このお2人です!

司会進行:スーパーとも子くん

薬剤師コメンテーター

Aさん(45歳)
薬剤師歴 22年目
産休→パート復帰→薬局長を経て、本部の教育担当も務めるエリートママ薬
Bさん(40歳)
薬剤師歴 18年目
都内での薬局長経験の後、エリアマネージャーを務めるバリキャリママ薬

フシギその1 患者さんには謎の施設?調剤薬局の“フシギ”に迫る

調剤薬局はどういう場所だと思いますか?

とも子:世間、フシギ発見!のお時間よ〜☆回答者のベテランお2人、よろしくお願いします。早速だけどクエスチョン!一般の患者さんから見て、調剤薬局ってどのような存在だと思う?

Aさん:そうですね、まあ普通に考えて、処方箋を持っていく場所かなあ。

とも子:かかりつけ薬剤師のように、もっと相談するような相手や場所として見てもらえていないかしら?

Bさん:私の実感値としては“相談する”ことも調剤薬局の役割だと思ってます。かかりつけ薬剤師になってからは特にその体験があるので。ですが、幅広く聞いたらそんな回答は稀なんじゃないかしら。

とも子:その辺り、一般の方がどう思われているのか、アンケート結果はこちら!

Q1:あなたにとって「調剤薬局」とはどのようなところですか。

Aさん:えー、こんな結果なの?もうちょっと“相談できる”という認識が高いと思ってた。

Bさん:服薬指導しながら疾患についても相談に乗っていた気はしていたんですけど。15%くらいですか。

とも子:あくまでも“調剤”なのが現実のようね。

Bさん:女性の方が、少しだけ多様な使い方をしてくれているみたい。コミュニケーションをとる場所として感じてもらえれば嬉しいですよね。

とも子:では続けて、なぜ患者さんは調剤薬局に、調剤以外を期待していないのか?を具体的に聞いています。結果はこちら!

Q2:処方箋がなくても調剤薬局へ行きますか?
Q3:調剤薬局でOTC薬(市販の薬)や
サプリメントを購入したことがありますか?

とも子:処方箋がないと調剤薬局に行かない人はほぼ9割。さらに、OTC薬やサプリメントの購入者は0人!なかなか厳しいわよ〜!

Aさん:調剤薬局は入りづらいのが大きいですよね。外に向かってのアピールが必要。小さなことだけど、ガラス面にポスターを貼り出したり、「のぼり」とか。

Bさん:目的を持って来る人が中心ですからね。そもそも入ったところで、何するの?って感じあるよね(笑)

Aさん:そうそう(笑)話しかけにくさを改善しないと始まらない。みんなバタバタして、奥の調剤室にいて。放置も悲しいし、つきまとわれても嫌だし。OTCは相談して説明しても、ドラッグストアで買われちゃうケースも多いかな。コンドロイチンとか。

とも子:調剤薬局は何かを買ってもらえる場所じゃないという“フシギ”があるわよね。
そこで、調剤薬局でOTCや健康食品などを買わない人へまた聞いてみました!

Q4:調剤薬局でOTC薬(市販の薬)やサプリメントを
買わない理由を教えてください。

とも子:処方箋がないと調剤薬局へ行かない人が半数。さらに、金額が高い・品揃えが悪い。という意見も。そんなイメージあるわよね。実際、ドラッグストアに敵わない部分もある中、どうすれば良いと思う?

Bさん:そうですよね。私も患者だったら調剤薬局でわざわざ薬は買わない(苦笑)
調剤薬局は、「指名買い」というより「ついで買い」かな。

とも子:ふむふむ、「ついで買い」とは?

Bさん:例えばうちの調剤薬局は子供向け商品選定にこだわったり。夏だと虫除けスプレー。安いから取り扱う、というより成分でちゃんと勧める商品を仕入れて紹介してます。もちろん、お子様の薬を受け取りにきたママに対して、「ついでにこちらはいかがですか?」と説明しています。

とも子:なるほど!「薬剤師さんが勧めるなら」と買ってもらえるケースが多そうね。

Aさん:私の経験では、皮膚科の処方で何をやっても肌にしみてしまう人に、石鹸や保湿、シャンプーなどのスキンケア商品をトータルで買ってもらったこともあります。処方箋がわかるから、そこから始まる提案もあるのかもしれないですね。

Bさん:うんうん。処方箋をきっかけに丁寧に相談すれば、商品価格は高くても買ってくれる。トータルでご相談すると信頼を得られますよね。

とも子:そうよね〜。そのような積み重ねが「処方箋はなくても、調剤薬局に相談しにいく」きっかけになるんでしょうね!では、さらに調剤薬局についての個人的な疑問を集めました!

調剤薬局で疑問や不満に思うこと

一般女性

  1. 待ち時間が長いこと
  2. 休日休みが多い・営業時間が短いこと
  3. 医者に説明したのに薬剤師に再度説明する or 質問されること

とも子:女性は待ち時間や営業時間が気になるみたい!こんな声もありました。
“なぜあんなに待たされるのか、イライラしてしまいます”(40代女性)
“営業時間が短い、または日曜日は薬剤師不在のところが多く使い勝手が悪い”(30代女性)

Aさん:待ち時間はどうしてもねえ。最近は処方箋送信アプリとか便利になったけど、使いこなしている患者さんはあまりいないのが現実…24時間、夜間対応の店舗が近くにないと、こういう不満も出てしまうのかしら。

とも子:これからはシステムで解決されてゆくのかもね。あと、ちょっと気になった別の質問なんだけど
“同じ薬なのに調剤薬局によって、代金が違うのはなぜ? ”(30代女性)
これすごくわかるけど、説明するの難しくない?

Bさん:まずは、国から調剤薬局が査定された結果ってことを伝えるかなあ。「処方箋の枚数やジェネリックの使用量、処方元の集中率…、その基準を元に調剤薬局ごとに査定されて、基本料金が変わるんです」みたいな感じ。伝わってる?(笑)

Aさん:説明してもわかんないよね(笑)国から決まったことで、調剤薬局で値上げも値引きもできないことが伝われば納得してもらえるかな。薬剤師だって理解が難しい話だから、一般の人には“フシギ”だよねえ。

世間せけんから見た調剤薬局は
“フシギ”度40%

スーパーとも子くん
まだまだ想定の範囲内で、フシギ度は低め!だけど大きな課題がたくさんあったわねー。
Aさん
現実的な内容だったけど、患者さんに伝わってないことだらけなのが驚きでした!
Bさん
凝り固まった調剤薬局のイメージ、絶対変えなくては!と燃えてきました(笑)
  • フシギその1 謎の施設!?調剤薬局の使い方
  • フシギその2 理解不可能!?調剤薬局の専門用語
  • フシギその3 レアな生き物?薬剤師のイメージ
世間、フシギ発見!

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