「臨床開発モニターはやりがいあったけれど、家庭と両立できるか不安で・・・」

前職の臨床開発モニターは仕事のやりがいはとてもありましたが、出張や残業時間が長く、土日も仕事の対応に追われることが多くなってしまいました。当初は、そういった忙しい状況でも、被験者の治療の効果に関してドクターから話を伺うと大変うれしく思っていました。しかし、プロジェクトをいくつか経験すると、今後５年、１０年と働く上で不安が募ってきました。
また、家庭との両立ももちろん、自分のキャリアを考えたときに、家庭を犠牲にしてしまう可能性が高いと非常に感じてしまいました。家庭をもっても仕事ができるような環境を整えている企業ではありましたが、処理しきれなかった仕事を自宅に持ち帰ったり、サポートの新人にしわ寄せがきているのが現実的に起きていていました。
より自分のライフスタイルに合い、またそのなかでキャリアアップできる環境につきたいと強く思い、調剤薬局への転職を考えました。主人も薬剤師で調剤薬局で働き、学会や本部の仕事を行いながらキャリアを積み重ねているのを見ていたので、それも転職の後押しとなりました。

「調剤未経験の私。研修で使った資料は今も薬局で参考にしています」

私が参加したのは3日間でしたが、医療人の考え方から処方監査まで初心に戻り、改めて勉強することができました。調剤実技研修は今も職場で大変役立っており、頂いた資料は現在も薬局に持っていき、参考にしています。入社日の午後には調剤（ピッキング）も行いましたが、処方せんの基礎的な知識や読み方がわかっていなければスムーズに実施できませんでした。
研修の中で一番役立っていることが、調剤点数です。自己学習ではどのように勉強すればいいのか難しいですが、ポイントを重点的に説明していただいたので、現在働いている薬局の点数が分からなくなった時に頂いた教材を再度見直しています。点数の監査については、自身の理解度が直結しており、見返すことができる資料があるのはとても助かっています。保険証の番号も初めて知り、さまざまな公費の助成があり、それを理解した上で負担割合や適応処方であるのかも判断しなければならないことを知りました。（もしかしたら大学の授業で行ったかもしれません・・・）

「紹介先の就業環境まで把握しているコンサルタント。入社後も職場のギャップはありませんでした。」

登録してすぐに連絡がきて少しびっくりしましたが、登録当初は転職への意欲が高まっていたためスムーズに薬局紹介に至ったのは大変印象がよかったです。
現在の就職先が決まり、前職を辞める際に、退職時期について会社との協議が長引いたとき、コンサルタントの方に相談をしました。その際にも親身になって「どうすれば円満退職できるのか」のアドバイスをいただき、その後も数回気を遣ってご連絡いただいたのは、とてもうれしかったです。
今回の転職を通して、コンサルタントの方は密に連絡をとっていただき、疑問点等についても丁寧にご回答いただきました。忙しい中での限られた転職活動ではあったのですが、「職場環境がよく、こんな薬局に勤めたい！」と思える理想的な薬局をご紹介いただき、また実際に就業してもその通りの環境が良い職場で、今とても幸せです。